スポーツフェスティバル
Vol.37 2020.10.22
日々のこと
例年の運動会を「スポーツフェスティバル」として時間を縮小して開催しました。
コロナ禍にあっても中止せず、何とか保護者の方にお子様の姿をご覧いただきたいとの思いで、学年別で開催しました。
年長組は幼稚園最後ですから、種目や係り活動はできる限り例年通り、時間も長くとれるようにしました。
私はこの「幼稚園最後」に大きな意味があると考えています。
誰しも、どんなことでも、これまで続いてきたことが終わることは寂しく名残惜しいことです。
私自身、子どもが成人し、改めて幼児期の親子関係を振り返ってみると、我が子の成長の歩幅に合わせ一歩一歩、一緒に歩んできた濃密な最後の一年だったように思います。
小学校に就学したのちは、個人差はあれ、我が子は親とは違う場所、自分の判断で、歩き始める事になります。月日は本当に早く過ぎ去っていった感がありました。
このかけがえのない時間、感染症を最大限に予防しながら、幼稚園としてできる限りのことを行いたいと考えての、スポーツフェスティバルの実施を振り返るに、こうして今年度の一つ一つの行事が子どもたちの笑顔に繋がっている様子を感じることができ、私にとっても心躍る一日となりました。
縮小して実施と言っても、年少、年中のかけっこ、お遊戯、パラバルーンなどをご家族に応援していただき、認めていただくことは子どもたちにとって、次につながる大切な経験になります。
今年もそれぞれに成長やドラマがみられましたね。明星幼稚園の園児が単なる一塊ではなく、一人ひとりがそれぞれの良さで輝き、その上で輝きを反射し合っている姿をご覧いただけ、園児のエネルギーを感じていただけたのでしたら幸いです。

運動会パラバルーンの練習風景。(年中さん)

おじい様おばあ様におはがきを送りました。(年少さん)