明星学苑について

ご挨拶

グローバル時代の活躍力

私が明星中学校の門をくぐったのは、かれこれ50年以上も前のことになります。入学して間もない頃、創立者である児玉九十先生が仰った「世界に信頼され、世界に貢献できる日本人になれ」という言葉が、当時の私に深い印象を与えました。長じてのち総合商社で海外貿易に携わってきましたが、今思えばこれが世界に目を向ける最初のきっかけでした。現在、日本をとりまく環境は日に日にグローバル化が加速しています。本学苑は創立期からすでに今のグローバル時代を見通し、世界という視点で教育を行ってきたわけです。

これからの時代は、グローバル化と共にICT、AI 等、第四次産業革命が進展し、社会が激変すると言われています。明星の教育はその変化する社会の中で、学生・生徒等一人ひとりが自立した社会人として活躍するのに必要な力を身につけさせることを目標としています。例えば英語力です。英語力を身につけさせ、将来の活躍の場を広げることは、学校の義務であると考えています。ただし英語が話せるだけでは不十分です。世界の多様な言語文化や価値観に触れ、相手の文化を尊重し、また、日本人としてのアイデンティティをしっかり持つことが必要です。学力を鍛え、教養を身につけ、人格教育に力を入れ、即ちグローバル時代の「活躍力」を一人ひとりに身につけさせることが、明星の教育の目標です。

本学苑の校訓は「健康、真面目、努力」です。この校訓は、社会人としての基本姿勢そのものです。心身ともに健康で、真面目に人生に向き合い、目標に向かって努力する。この基本をしっかり育てることこそが明星の教育の原点といえます。体験から学ぶ教育、人間教育を重視する教育方針は、幼稚園から大学までぶれることなく貫かれています。一人ひとりを大切に手塩にかけ、その人のもっているポテンシャルをより大きく伸ばす。その創立の精神が、現在の明星の教育にもしっかりと受け継がれていることが、本学苑の大きな魅力であると自負しています。

本学苑は、2023年に創立100年を迎えます。これは本学苑にとって一つの節目でありますが、この節目で最も重要なことは、明星学苑がさらにその後の100年存続し、社会に貢献できる人材を育てる学校になることです。

現在、学苑の同窓生は12万人を超えています。社会の第一線で活躍中の同窓生は数多く、本学苑の長い伝統の中で、社会に貢献する人材を育てる役目を果たしていると考えています。とりわけ多摩地区では、「明星ならば安心して子どもを任せられる」という声をよく伺います。今後ともその期待に応え、グローバリーゼーション時代の日本の未来を担う子どもたちを、手塩にかけて大切に育てることに、私どもは全力を傾けていきます。

学校法人明星学苑
理事長
吉田 元一

略歴
昭和38年 3月 明星中学校卒業
昭和41年 3月 明星高等学校卒業(35星会)
昭和41年 4月 一橋大学商学部入学
昭和46年 3月 一橋大学商学部卒業
昭和46年 4月 三井物産株式会社入社(平成23年6月迄)
平成20年 4月 同 代表取締役副社長執行役員 CIO
平成21年 8月 学校法人明星学苑 顧問 (平成21年11月迄)
平成21年11月 同 理事・評議員 (現在に至る)
平成24年11月 同 理事長 (現在に至る)