明星幼稚園での活動には全て子どもたちが「自ら選択した」という意識付けが存在ます。これは変更のきかない決定的なものではなく、常に流動的な人間の感情を認めたもので「やっぱりこうしたい。」「決められない。」こうした一人ひとりの子どもの感情に、教員は寄り添います。
ただし、時間的な制限、相手(友達や担任など)の感情、社会生活に必要なマナーなど様々な要因を考慮しながら、自分で物事を考え、判断できることが重要です。
幼稚園での貴重な3年間で、子どもたちの自由な発想や未来への夢など、自分の思いを自由に表現できる環境がここにはあります。
この3年間で、自分が受け入れられているという自己肯定感を持ち、自信を持ってその後の就学に踏み出せる、そして10年後20年後の自己実現に向けての第一歩を大切に育みます。
明星幼稚園 渡邊 智恵子