石森孝志さん

「健康、真面目、努力」をなにより思いだす

「健康、真面目、努力」こそ、政治の世界に身を置く今につながる、私の大切な基盤だったのだと思います

体育会ゴルフ部で、とにかく部活動に明け暮れた大学時代でした。一時はプロゴルファーになろうと思ったこともあったほど打ち込んでいました。毎週月水金は朝から集まって練習し、夕方はアップダウンのある日野の高台をランニング、といった日々です。グラウンドの砂場ではバンカー練習もしたりしました。正直、教室にいるより部室にいるほうが多かったかもしれません。春合宿や夏合宿も厳しくて、一日2ラウンド ハーフとかバッグを肩にかつぎ、砂を入れた目土袋をぶら下げて走り回っていました。ゴルフ部というと優雅に聞こえるかもしれませんが、練習はきつかった記 憶があります。

仲間たちとの部活動に没頭していたわけですが、その根本の精神でしょうか、やはり「健康、真面目、努力」という明星の校訓が思い出されますね。ことあるごとに先生から発せられていたのでしょう。在学当時叩き込まれたこの「健康、真面目、努力」こそ、政治の世界に身を置く今につながる、私の大切な基盤だったのだと思います。

大学時代は、考えることも大切ですが、それ以上に体験を積むことが大切。大事な四年間なんです。大学生の方は、失敗を恐れずチャレンジすること、よりハングリーに未知なるものに触れる体験をしてほしい。踏み出す一歩が、自分を、そして社会を変えていく。いろんな体験を通して自分の進むべき道を見つけ、打ち込んでいってほしい。そう思っています。

写真:石森 孝志さん 石森 孝志さん

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