明星幼稚園公式ブログ

お泊り保育

Vol.24 2019.08.06

日々のこと

1学期終業式が終わり、翌日から一泊二日で清里にある明星山荘に年長組園児と教職員15名で行ってきました。
毎年の光景ですが、子どもたちの中には親御さんと離れるのが不安で泣いている姿もありました。それでも私たちはこのお泊り保育で、子どもが自分でやった、できたという達成感からくるゆるぎない生きる幸せ(好物を食べて美味しい、おもちゃを買ってもらい嬉しい、といった感情は一時の幸福にすぎません。)から自己肯定感を持つという自信がありましたので、ごまかすことなく泣いている姿を受け止めつつも(!)バスに乗り込みました。
泣いていた子どもたちもお友だちとの制約のない楽しい時間を過ごし、多くの笑顔が見られました。一緒にお風呂に入ったり、布団を敷いたり、夕食・朝食を食べたり。普段は経験できないことをこの2日間でたっぷり味わうことができました。

行きは整然と荷物のそろえられたバックも、帰りはぎゅうぎゅうだったかも知れませんね。さてそこでお母さん、どう反応されましたか?
2日間親元から離れ、自分で先生の話を聞いたり、周りの様子を見たり、時には友だち同士相談して行動しました。
少しぐらい着替えがぐしゃぐしゃでも、もしかしたらお風呂で昨日と同じパンツをはいてしまっていたとしても(教員は何度も「新しいパンツを履いてね」と声をかけていますが、、、)、一つ一つの場面を自分で考えて行動したことを想像したならば、こんな愛おしいことはないですよね。
昨日のパンツなんて一日くらい何でもないじゃない!と思いましょう!できれば「うわ~、新しいパンツのこってるねえ~。ざんね~ん!ガハハ!」と笑い話にでもして気付かせてあげてくださいね。おそらく2回目は気を付けるようになるでしょう。

幼かった子どもたちは、こうして一つ一つ自分で考え判断し、行動し学んでいきます。自らの意思でより良い選択ができるように育ててまいりましょう。


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