トピックス

2021.09.28 2年竹組 紙漉き・手づくり絵はがきづくり

 今年度の2年竹組は、学級活動でSDGsについて学んでいます。学校でも身近な「紙」に注目し、『つくる責任つかう責任』『陸の豊かさも守ろう』の目標について学習しました。
 リサイクルの目的で、牛乳パック集めに取り組み、その一部を利用し、手づくり絵はがき作りに取り組みました。

 夏休みが終わるとすぐに、紙漉きの準備を始めました。まず、牛乳パックを、グループごとに水を張ったバケツに漬け込めるよう、適度な大きさに切って、沈めておきます。
 紙が水にふやけて、外装、内装のフィルムを剥がしやすくするためです。

 次に、パルプ作り。水にふやけた牛乳パックの一方のフィルムを剥がし、現れた紙の面を水につけると、ぼろぼろと白い紙が剥がれてきます。紙漉きセットに付属している道具で引っ掻いて剥がしますが、指でも十分こそぎ取ることができます。準備したパックから紙を全て剥がし取ったら、それを撹拌します。
 原料が大量にありますので、ハンドブレンダーで一気に砕いて撹拌しました。

 9月17日(金)、いよいよ紙漉きにチャレンジ。隙間ができないように、少なくて薄くなり過ぎないように慎重に。それを前後にゆすって、均等な厚さになるように整えます。網を押し当て排水すれば出来上がり。
 新聞紙で挟んで、更に上から力を掛けて圧縮。作品棚に並べて乾燥させたら出来上がりです。

 22日(水)、図工の時間に、手作りはがきに夏の思い出を描きました。みんなでき上がった自分の手づくりはがきに歓声を上げていました。まずは鉛筆で下描き。先生のOKをいただいた子から、油性ペンで鉛筆の線をなぞります。
 それが完成した子から、いよいよ筆で色付け。

 先生方のアドバイスを受けながら、みんな一生懸命。とても集中して熱心な様子。思い思いの素敵な夏の思い出が仕上がりました。
 みんなの作品は、日本製紙連合会主催「第18回手づくり絵はがきコンクール」団体の部に、クラスとして応募します。