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2021.07.05 2年竹組 出張授業「紙のことを学ぼう」

 今年度の2年竹組は、学級活動でSDGsについて学んでいます。牛乳パックの再利用や、リサイクルにも取り組む予定です。7月2日(金)の学級活動は、日本製紙連合会の講師の先生方による特別授業「紙のことを学ぼう」を行いました。

 紙が木から作られているということは、ほとんどの子が知っている様子。では、実際その紙がどうやって作られているかを知るのが授業の目的。
 まずは、紙の用途を整理してみることに。みんなから出された身の回りの紙製品を、先生が3つに分類。紙は大きく、記録する、包む、拭くの3つの用途に使用されています。では、一体紙はどのように作られているのでしょうか。

 次に、一人ひとりに用意されたボール紙を破って、ルーペで覗いてみると……。細かい繊維が見えます。みんな「わー!」と歓声を上げました。この繊維が絡みついて、丈夫な紙が形作られています。今度は、白い水溶紙を水に入れると……。あっという間に溶けて、白濁した液体に変わりました。これにも大歓声。一匙掬ってルーペで覗くと、これまたもやもやした繊維が、水の中に浮かんでいます。同じものを先生が、網を貼った木型に流し入れ水分を切ると、あっという間に元通りの白い紙が現れました。これには、みんなこの日一番の大歓声!!その紙を水に入れると、またさっきの白い液体に。それをまたまた網に入れると、また紙の姿に。リサイクルの様子を、簡単な方法で見せてくださいました。

 最後は、紙のリサイクルについて学びました。正しく分類することで、より確実に、次の紙にリサイクルできるということで、分別の大切さについてもお話してくださいました。大切に、そして、確実に紙をリサイクルすることで、環境への負荷も減らしていくことができるんですね。勉強になりました。

 これから、児童は、牛乳パック収集に取り組み、リサイクルと紙漉きに挑戦します。