ハンドボール選手として上に行けるだけ行きたい

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大学 体育館フィットネスルーム

明星大学情報学部情報学科2年生 ※学年表記は取材当時のものです。

井上明さん

いのうえ あかる

ハンドボールを始めたのは小学校3年生の頃です。兄が地域のチームに入っていたので、自分も自然と始めました。中学、高校時代は富山県選抜チームなどに呼ばれるようになり、明星大学にはハンドボール推薦で入学しました。

選手として体格的にはそれほど大きいほうではないので、大学に入ってからは体づくりに努めています。勉強との両立は結構キツい部分がありますが、アルバイトもしながら頑張っています。2022年にはU-21日本代表選手に選ばれたのですが、スピード感やフィジカル面などすべてにおいて数段上のレベルが求められることを実感しました。7月に行われた男子ジュニアアジア選手権では優勝できたので、今後はさらにレベルアップしたいと思っています。

部活動では、来年開催されるインカレに出場する事、そして関東地区のリーグで優勝して1部カテゴリーに上がる事が目標です。U-21でも試合に出て活躍したいです。明星大学ハンドボール部の植松伸之介監督はU-21日本代表の監督でもあり、多くの事を学んでいます。特に変わったのは技術的な考え方の部分で、以前は意識してこなかった要素を知る事ができ、自分自身のレベルアップにつながっています。頭を使ってスポーツをする大切さは、これから入部してくる後輩たちもぜひ意識してほしいと思います。

ハンドボールは2024年にプロリーグができる予定なので、続けられるのであれば続けて、上に行けるだけ行きたいと思っています。プロになれなかったときの事は今のところ考えていません。日々の練習に一生懸命取り組んでいきます。