軟式野球の日本代表として活躍。
卒業後も好きな野球と関わっていきたい

#061

部活棟PONTE(ポンテ)で明星大学のユニフォーム姿

明星大学経営学部経営学科4年 ※学年表記は取材当時のものです。

河野翔悟さん

かわの しょうご

中学、高校と硬式野球をしていたのですが、持病のために大学ではプレーを続けるのが難しくなってしまいました。硬式は無理でも、やはり野球を続けたい気持ちが強かったため、大学からは軟式野球部に所属することになりました。硬式と軟式ではボールをつかむ感覚などが大きく違い、別のスポーツとも言えるほどです。最初は戸惑いましたが、大学3年の時には全日本代表選手にも選出していただきました。

代表チームには24名が選ばれ、そのうち8名いる投手陣の中でリーダーを任されました。代表のレベルは高く、良い刺激を受けることが出来たので、活動の成果を大学の部活動に持ち帰り、練習メニューに取り入れるなど工夫しました。4年生のときは残念ながら選考の直前に足首を骨折してしまい代表チームには入れませんでしたが、貴重な経験になったと思っています。部活の仲間も経営学部の仲間も、一生ものの財産です。大学生活の大半はコロナ禍だったので印象に残るようなイベントは少なかったですが、だからこそ何気ない日常が有難いと感じるようになりました。

日本代表のユニフォーム姿の河野さん

大学卒業後は、自営業を営んでいる実家の家業を継ぐ予定で、大学で学んだ経営学の知識を生かしたいと考えています。職場での仕事ぶりや家庭での人間性など、全ての面で尊敬している父親を超え、今まで支えてくれた人たちを幸せにできるようになりたいです。野球に関しても、今後は指導する側に回って関わっていくつもりです。首都大学の野球連盟にも所属しているので、就職後に落ち着いたら、日本代表の選考活動などにも関わって行けたらと考えています。

日本代表のチームメンバーと記念撮影