大学に入っても文武両道を目指し、将来は小学校の先生に

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明星高等学校・2年 陸上部

大木志桜さん

おおき しお

私が今一番力をいれていることは、陸上競技です。本格的に取り組み始めたのは明星中学校で陸上部に入ってからでした。そもそも、明星中学校に入学を決めた理由は、中学受験前の説明会の時に先生や在校生の方からとても気持ちよくあいさつをしていただいて好印象を抱いたのと、図書館が綺麗だったからです(笑)。入学後すぐに陸上部に入部して、中学3年生のときには1500mで関東大会に出場するまでに成長できました。東京2020大会のメイン会場にもなった国立競技場で走ることができた経験は、私にとって特別な思い出です!

幼いころから父とはよく走っていたのですが、ランニングを始めた父に自転車で伴走するうちに自分も走るようになりました。いつの間にか家族で走るランニングが習慣になっていた感じです。小学6年生の時には、2人の妹と市のマラソン大会に出て、3人ともそれぞれのカテゴリーで優勝したこともあります。家族や学校の先生たちにとても喜んでもらえて、嬉しかったですね。走って良い結果を出せた時は自分が嬉しさを感じるのはもちろんですが、周りの人たちに喜んでもらえることに大きな達成感があります。

セイコーゴールデングランプリ陸上2020東京 ライジングスター陸上女子1500m(関東大会代替大会)

高校生の現在は、主に1500mや3000mのレースに出場しています。練習はきついときもありますが、プラン通りのレース運びができて結果につながった時は、競技を続けてきて良かったなと思います。今は9月に開催される大きな大会に向けて、良い結果を出せるよう練習を重ねているところです。

市のマラソン大会に3姉妹で出場し、優勝した際の記念写真

将来の夢は、小学校の先生です。小学2年生のときの担任の先生がとても優しく、いつも子どもたちを気にかけてくれていて、自分もそんな先生になりたいと思ったのがきっかけです。数学など自分の好きな科目を教えられたらいいなとも思った時期もありましたが、やっぱり小さい子どもが好きなので今は小学校教員を一番の目標にしています。目標のために進学をすることになりますが、進学後も陸上を続けていきたい気持ちは変わりません。勉強も陸上も精一杯やって、大学生になっても文武両道を追求していきたいと思っています。