プロのハンドボール選手として活躍し、日本代表選手になるのが目標

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大学 体育館

明星大学経済学部経済学科4年生 ※学年表記は取材当時のものです。

露木涼さん

つゆき りょう

高校3年生の頃にハンドボールのU-21日本代表に選出され、大学1年生の時にはジュニア世界選手権に出場しました。U-21では体のケアや食事の管理、練習後のリカバリーの仕方など多くのことを勉強し、普段の生活からしっかりとスケジュールを組んで過ごす大切さを学びました。大学に入学した当時は初めての一人暮らしだったことに加え、ハンドボール部の練習と学業の両立で精神的に厳しい時期もありました。しかし、何とか乗り越えられたのは、U-21で生活リズムを構築してきたおかげです。生活基盤を整えながら、国体経験者や推薦で入学してきたハイレベルな選手たちの中でハンドボールを続けてこられた事は、私にとって大きな自信になりました。明星大学は施設が綺麗で、勉強や練習する環境に恵まれていたのも良かったと思っています。

卒業後は、ハンドボールの社会人チームに入ることが決まっています。所属するチームは2024年に設立されるプロリーグに参戦する予定なので、そこで活躍していずれは日本代表選手に選ばれるのが目標です。選手としての自分の強みを挙げるとすれば忍耐強さ。やろうと決めたことは最後までやり遂げる性格を活かして、土壇場の状況でも活躍できる選手になれたらと思っています。また、ファンに愛されるよう、常ににこやかで前向きな態度で過ごしていきたいですね。

試合中の明星ユニフォーム姿の露木さん

ハンドボール部の後輩たちに伝えたいのは、部活動はもちろん大切ですが、学業をおろそかにしないでほしいという事。アルバイトをするにしても、授業をしっかり取れるように時間を確保してからでないと生活リズムが崩れてしまいます。勉強と部活動をしっかりと両立させて、頑張ってください。