教科の専門知識と教職の実践的な学びが得られるのが明星大学の魅力

#023

明星大学教育学部教育学科4年

森川夢夏さん

もりかわ ゆめ

現在、教育学部で理科を専門的に学んでおり、将来は小学校教師を目指しています。小学生の時に教わった先生から、実験や観察を通じて面白さを感じられる授業をしていただいたことをきっかけに、理科が好きになりました。教師を志望するようになったのは、いろいろな先生方との出会いを通じて、児童生徒の楽しい学校生活を支えたいと強く思ったからです。子どもたちの精神面や生活面を支えられる大人になりたいと思っています。

明星大学の教育学部は、小学校教員の免許を取りながら中学、高校教員の免許も取れるなど、コース展開が豊富な点が魅力です。また、専門分野として理科を学びつつ、小学校や中学校で実際に教えていた先生方から教職の実践的な学びを得られることも大きいと思います。教育実習をさせていただいた中学校では、大学での経験や使っていた資料などがとても役に立ちました。一方で、生徒からの質問に即答できず、まだまだ知識が足りないと痛感する場面も多くありました。

丹沢実習にて安全管理学習と岩石採取を行う

理想の教師像は「子どもをよく見る先生」になること。たとえば、理科の授業でもじっくり観察をするのが得意な子もいれば、どんどん手を挙げて他者に考えを伝えるのが得意な子、新たな発見を沢山することが得意な子など、その特性はさまざまです。そうした子どもたちの個性に応じて、先生方は授業の展開や子どもたちへの問いかけを工夫しているのが分かりました。子どもたちの生活面や得手不得手をよく見る重要性は、これまで参加してきた子ども家庭総合センターや放課後等デイサービスなど教育系ボランティアの活動でも感じました。そうしたことを意識して、工夫しながら授業をつくれる先生になりたいと思っています。

自分で採取した岩石から、剥片試料を作成する