勤労奨学生として働いた経験を教師になっても活かしたい

#021

学生サポートセンターの前で

明星大学教育学部教育学科4年
学生サポートセンター勤労奨学生

古宮優奈さん

こみや ゆうな

大学1年生の11月から、勤労奨学生として学生サポートセンターで働いています。主な仕事は、奨学金手続きの窓口業務をはじめ、さまざまな相談に訪れた学生さんたちを担当の部署に繋ぐことです。コロナ禍で学生がキャンパスに居なくなった時期は学生サポートセンターの仕事もかなり減りましたが、最近は再び奨学金の申請などに来る学生が増え、活気が戻ってきました。

窓口業務中、職員から頼まれたことを引継ぎノートに記入中の古宮さん

将来は中学校の国語教師になりたいと思っています。教師を目指すようになったのは、中学生の時に所属していた演劇部の顧問の先生が素敵な方だったからです。先生は部員ひとりひとりの細かいところまでよく覚えてくださっていて、とても面倒見の良い方でした。自分も同じようになりたいと思える憧れの存在です。
明星大学の教育学部を選んだ理由の1つとして、2年生の時に利用できる教職インターンシップという制度があります。教育実習に行く前に週に一度、小学校か中学校に通う機会が得られる制度で、現場での経験をより多く積めるのではないかと考えました。

2021年の伝達式終了後、スタッフの一部と一緒に

大学内で働いた経験は、教師になっても役に立ちそうです。実家近くの飲食店でもアルバイトをしていますが、学生サポートセンターでの仕事はよりしっかりしなければいけないという緊張感があり、一社会人として見られている感覚が強くあります。業務を通じて、言葉使いや話し方、仕事の仕方など、多くのことを学びました。また、オープンキャンパスの業務に参加した際は、他の部署や学部の方、来校客などさまざまな方々と関わる中で、要求されていることに応えようと努力しました。こうした経験は、教師になってもきっと活かせるのではないかと思っています。