教育研究部の活動を通じて地域の子どもたちを笑顔に

#019

子ども会活動時のユニフォーム姿の鈴木さん(左)と三瓶さん(右)

明星大学教育学部教育学科3年

鈴木深優さん

三瓶瑠海さん

すずき みゆ、さんぺい るか

私が所属している教育研究部には教育学部以外の学生も多数参加していて、地域の子ども会の企画運営をはじめとするボランティア活動や、学生同士で教育に関するディスカッションなどを行っています。三瓶さんとは1年生の時から一緒に活動しています。教育研究部1969年から続いている歴史があり、昔から子ども会と深いつながりを持って活動している他、自治体からイベント協力の話が持ち込まれることもあります。準備には相当な時間をかけるので、子どもたちが楽しんでいる姿を見ると、とても充実感があります。
実際に子どもたちと関わることによって、大学の授業で学んだこと以外の知見が得られるのも良いところです。座学で学んだとおりにやっても、子どもたちが思った通りに動いてくれないケースもよくあるため、それぞれの子どもに合った関わり方をしなければいけないという点を学びました。三瓶さんはどうですか?僕は、子ども会には配慮が必要な子もいて、座学で対応を学んでも実際にはうまくいかないこともあるため、その子に合った関わり方をしないといけないことを学びました。

コロナ禍で実際に人が集まるイベントは減ってしまいましたが、昨年はZoomを使ってハロウィンのレクリエーションを企画・実行しました。PowerPointを使ってストーリーを仕立て、ゲームを組み込むなど工夫を凝らしたことで、画面越しではありますが子どもたちの笑顔を見ることが出来て嬉しかったです。私が大学1年生の時に入部したころに比べて部員数が大幅に増えたので、後輩たちには人数が沢山いるからこそできる企画やレクリエーションを考えて、子ども会をより楽しくしていってほしいです。

子ども会で開催したクリスマスイベント

将来、私は、教員か児童福祉施設の職員、三瓶さんは小学校教員になりたいと考えています。教育研究部の活動を通じて、グループの中で指示を出したり、自分の考えを相手にしっかり伝えたりするスキルが向上したと思います。どちらの道に進んでも、そうした経験を活かしていきたいです。