花と緑の探究プログラム
6月21日(水)に本校の空中庭園にて一貫中学生を対象に講師の先生方をお招きし、「第四回 花と緑の探究プログラム」を実施しました。
今回は「コンポストのかき混ぜ」「枝豆の土寄せ・追肥」「マリーゴールドの植付け」を体験しました。
このプログラムは、農業に触れる機会が少ない生徒たちに、自然と触れ合いながら農業の魅力を体験し、自然と共生することについて理解を深めていくことを目的としています。


コンポストを混ぜる作業
先生の指導のもと、希望した生徒たちが交互にコンポストの土をかき混ぜる作業に取り組みました。
土の香りや色、自然の不思議や驚きに触れた生徒たち。
農作業は教室内での学習だけでは得られないことばかりです。


先生方から、コンポストの土をかき混ぜる理由を聞き、水や空気、微生物の働き、栄養分などの関係性を改めて確認しました。
コンポストから出した土がふかふかしていること、上方と下方の土の質の違いについてなど気が付いたこと、不思議に思ったことを積極的に質問していましたよ。
教科での学びと、実際に体験することにより知り得た知識が相互に結び付き探求心を深めていくことができました。


マリーゴールドの植え付け
最後に、マリーゴールドの植え付けに挑戦しました。
マリーゴールドは美しい花を咲かせるだけでなく、害虫を寄せ付けない効果をはじめ乾燥させた花で染め物ができます。
苗のポットから優しく取り出し、先生も生徒も一緒になって植え付けていきました。
どの生徒も真剣に取り組む姿がとても印象的でしたよ。
このプログラムをきっかけに、生徒たちの興味が広がっていくことを願っています。

