1月25日(水)に、本校の3階にある空中庭園にて講師の先生方をお招きし、中学生を対象に「第一回 花と緑の探究プログラム」を実施しました。
今回は「たい肥作り」です。
有志の中学生40名ほどが集まり、北側と南側の花壇に分かれ取り組みました。
前半は土を耕す作業、後半にたい肥作りを行います。
土を耕すために、土の中にある小さな石や雑草の茎・根を一つひとつ手で取り除きました。
取り除いた雑草の茎や根は、たい肥作りの時作業しやすいよう園芸用ばさみで小さくカットしていくなど、作業はいっぱいです。
どの生徒も友達と協力し楽しそうに作業を進めていました。
作業を進めていく中で、土の中からカブトムシの幼虫も何匹か見つけ、
初めて幼虫に触れてみた感想を友達や先生に報告する姿もありましたよ。




そして、いよいよたい肥作りです。
落ち葉や雑草・米ぬか・油かすをミルフィーユ状に重ね、水をかけ足で踏んでいきます。
先生が「やってみたい人~?」と聞くと、
「はい!はい!」
と元気いっぱいに答える生徒たち。
土を耕したり、たい肥作りを通して、一番驚いたのは、自ら進んで「やってみたい!」という生徒が多いことです。
どの生徒も、それぞれに居心地のいい関わり方をみつけ、目いっぱい楽しく取り組んでいましたよ。
作業を終えた生徒たちは満足そうな表情でした。


今回作ったたい肥は1~2か月したら切り返し作業を行うなど、さらに発酵を進めていく作業が待っています。
生徒たちが一生懸命作ったたい肥を、これからも見守っていきたいと思います。