1学年上になったことで、後輩ができ、一回り大きく成長しているように見えました。
さて、この日は、大きく3つのことをしました。
じゃがいも植え付け後の観察
でも講師の先生から「よく見てみて〜。何か変わってる所がないかな?」の声掛けで、みんなの視線が真剣に。

ジャガイモの様子を確認。パッと見は、土しか見えていないけれど……

ちゃんと芽が出ていました! どんどん大きくな〜れ!
じゃがいもの芽が動き出していることがわかって、みんなちょっと安心しました。
枝豆と落花生のタネまき
まずは枝豆のタネから。
タネを蒔く場所がわかるよう、印のついたロープをはって、それを目印に1粒ずつタネをまきました。

枝豆のタネまき。ロープに等間隔に印がついていて、そこにタネをまきました。
1列ずつ順番に交代してタネまきをしました。

人さし指の第一関節分くらい穴を開け、そこにタネを入れて土をかぶせます。
そのまま育て続けて、収穫して乾燥させると大豆になります。 同じ植物なのに、人の都合で呼び名が変わるのはおもしろいですね。
その後、枝豆をまいたお隣に、落花生のタネもまきました。
こっちのタネは見た目が「皮付きピーナッツ」と同じで、「わぁ、ピーナッツだ〜」と声があがっていました。
まき方は基本的に同じ。 みんな積極的に作業してくれました!

落花生の種まき。こちらはあらかじめ講師の先生がタネを置き、作業してもらいました。
稲藁を使ったミニ箒作り
「みご」とは、ワラの芯の部分のこと。これを使って、ちょっとしたところを掃除するのに便利な、小さなホウキをつくります。
空中庭園から廊下を挟んで、東側にあるテーブルとイスのエリアに移動。
講師の先生から、ひとりずつ「みご」の束と、タコ糸、輪にした毛糸を受け取り、興味津々の生徒たち。

東側のテーブルエリアにうつって、みんなでホウキづくり
はじめは手こずっていたタコ糸の巻き方も、要領を得たらグルグルと上手に巻ける人も出てきました。
タコ糸の部分が持ち手になると同時に、フックなどに掛けておく輪の部分を固定する役目も担います。

タコ糸をぐるぐるまいて、わらを固定します。左の赤いひもは掛けるためのもの。
でも、みんな1〜2回やり直しただけでちゃんと巻きつけられ、30分程でかわいいホウキができあがりました。

生徒たちのつくったホウキ。手際がよかったです!
と講師の先生から使い方を説明され、「お母さん喜ぶかな?」と、家での使い方を想像している子もいました。
ワラ(藁)は、昔からいろいろなことに利用されてきました。
みんなが食べているお米の「余り」ではありますが、縄をなったり、お正月のしめ飾りの材料になったり、利用し終わったあとも、堆肥として植物の栄養にもなります。
こういった「何ひとつ無駄になるものがない」ということも、何となく分かってもらえたらいいなぁと思いつつ、今回の作業を締めくくりました。
前回の「第12回花と緑の探究プログラム」はこちら