算数で、個育て。

12×3の答えは、36のひとつだけ。でも、逆に「36になる式は?」と聞けば、子どもたちの目の色が変わります。

12×3のやり方を考えよう。

12×3の答えは、36のひとつだけ。
でも、逆に「36になる式は?」と聞けば
子どもたちの目の色が変わります。

6×6と胸を張る子もいれば、
(10+2)×3と得意気に答える子もいる。
分からない子に、分かる子が教えはじめる。
また別の子が、「でも、4×10−4もあるよ」
と違う視点をもたらす。

そうやって、子どもたちの力で
ひとつの問題を解いていくと、
クラスに新しい価値観が生まれます。
それらの経験はすべて、
社会で生きていくための基礎となるはずです。

知的好奇心を持つこと、
自分で考え行動すること、
論理的に考えてみること、
さまざまな人と共生・共創すること。

これからに必要な個性を、
算数をはじめとする、
すべての科目や体験活動を通して育てていく。

明星小学校の6年間ですごした時間はきっと、
人生を謳歌していくための力になる。

算数で、個育て。

算数のノートなのに、楽しそうなのはなぜだろう。、

明星の算数は、人間力。

わり算を習うのではなく、わり算を自分で発明する。

授業中は静かだった子も、ノートの上では饒舌でした。