7月14日(火)、定期テスト最終日の午前授業を終えた生徒たちが、校舎南側の花壇に集まりました。この日の活動は、枝豆の収穫です。
畑の枝豆は、今年2年生がこの「花とみどりの探究プログラム」の最後の活動としてタネまきしたもの。その花壇を受け継いだ1年生が、収穫の日を迎えました。先輩たちから話を聞いて楽しみにしていた生徒も多かったようで、この日は20人近くが参加しました。
指導してくださる講師の方から収穫の仕方を教わり、枝豆を株ごと引き抜いていきます。抜いたら株元をハサミで切ってもらい、土の部分を畑に戻します。雑草の間に隠れた株も探しながら、次々と収穫。気がつけば、たくさんの枝豆が集まっていました。畑に残っている株がないか確認したら、調理室へ運びます。
調理室ではテーブルごとに分かれ、ハサミを使って枝を小さく切り分けました。それを塩の入った大鍋でゆで、途中で味見をしながら、ちょうどよい硬さになるようにゆであげます。ざるに上げた枝豆を鍋に戻し、塩を振って混ぜれば完成です。
収穫したばかりの枝豆を口にした生徒たちは、その甘さにびっくり。「おいしい!」という声が、あちらこちらから聞こえてきました。自分たちで収穫し、調理したからこそ、いっそうおいしく感じられたのかもしれません。
この日は、朝9時から講師の皆さんが準備してくださったカレーとご飯、キュウリの味噌添えも一緒にいただきました。
ご飯は、府中市内の天地米店から取り寄せた3種類。山形県鶴岡市産の「雪若丸」、北海道新冠町産の「きたくりん」、石川県白山市の「ひゃくまん穀」です。それぞれのお米の名前が分かるようによそってあり、食べ比べを楽しみながらカレーを味わいました。
キュウリに添えたのは、前年の1月に当時の1年生が仕込んだ味噌です。今の1年生も、来年1月には味噌づくりに挑戦します。先輩が仕込んだ味噌を味わいながら、自分たちの活動を思い描いている様子でした。
さて、1種類ごと2台の炊飯器で3種類のお米を炊きましたが、合計2升4合のご飯は、きれいになくなりました。カレーもほぼ完食となり、生徒たちはおなかいっぱい、満足そうな表情を見せていました。
食事のあとは、天地米店の小澤量さんから、お米についてのお話を伺いました。小澤さんも生徒たちと同じ食卓を囲んだあと、お米ができるまでの過程や、昔と今のお米の違い、日本人の食生活の変化などを分かりやすく紹介してくださいました。
毎日のように食べているお米にも、品種や産地、生産者によってさまざまな個性があります。3種類のお米を実際に味わったあとのお話だけに、生徒たちも身近なこととして受け止めていたようです。
先輩がまいた枝豆を後輩が受け継ぎ、収穫して、みんなで調理して味わう。明星中学校ならではの、学年を越えてつながる活動になりました。
これで7月の活動は終了です。8月はひと休みして、次回は9月。夏休み明け、元気な生徒たちに会えるのを楽しみにしています。
