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中学1年生 府中産のワラでしめ縄づくり!

2026.01.08

学校生活

1216日、2025年最後の「花と緑の探究プログラム」が行われました。テストも終わり終業式も間近なこの日は、午前授業で、11時過ぎに約10名の生徒が集合。

まず、校内の落ち葉を2つのコンポストにそれぞれ入れ、生徒たちが順番に踏んで、水をかけました。コンポストは「温度・水・酸素」といった条件がそろうことで発酵が進むことを、おさらいしました。こうして仕込んだ堆肥が、来年の花壇を支える大事な宝になっていきます。

続いて東側テラスへ移動し、府中市内(小柳町周辺)で昔ながらの方法でつくられている稲わらを使った「しめ縄づくり」に挑戦しました。稲わらは、農家の石坂さんが用意して学校へ運んでくださったもの。去年と同様、手でねじって縄を作る方法でつくりました。

二人一組になって、片方が結束バンドで束ねた稲わらを持ち、もう片方がつくっていきます。まずはワラを3つに分け、右方向にぐりぐりとねじって1本目の縄をつくり、同様につくった2本目の縄と交差させながらねじって、太い縄にします。最後に3本目の縄をつくってその上に沿わせ、さらにしっかりした縄に仕上げます。これを輪の形にして、紙を折った「紙垂(しで)」を挟み込んだら、麻ひもで縛ってしめ縄が完成です。

一人のしめ縄が完成でしたら、選手交代。二人目のしめ縄も同じようにつくっていきます。できあがったしめ縄の飛び出た部分をハサミで整えつつ、南天の実や松の枝でデコレーションしていきました。同じ素材でも表情の違うしめ縄が次々にできあがりました。

途中から先生も加わって、テラスはまるで小さなしめ縄工房のようでした。

無事にしめ縄が完成したところで、ワラを持ってきてくださった石坂さんから、お米のお話を伺う時間がありました。

「さて、お茶碗一杯には、どれくらいお米の粒が入っているでしょうか?」と聞かれて、生徒だけでなく、先生たちも「???」状態。

2万? 1万?? 5千?? 当てずっぽうで答えるたびに、石坂さんが「ブブー」とダメ出し。正解はお茶碗1杯で約30003500粒なんだそうです。その一杯分のお米は「今回つくったしめ縄のワラの束1つくらいからできているんですよ」といわれ、生徒たちは、自分のつくったしめ縄に目をやっていました。


毎年ほんの1束のイネの苗が、大きな束へと育ち、やがてお茶碗を満たすお米になる。「ぜひ、これは覚えていってね」という言葉が、年末の活動にふさわしい余韻を残しました。


最後は完成したしめ縄を手に、みんなで記念撮影をして締めくくりました。