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中学1年生 ニンニクの植え付け・ネモフィラと菜の花の種まき

2025.09.26

学校生活

9月17日(水)、本校の空中庭園にて中学1年生を対象に講師の先生方をお招きし、「花と緑の探究プログラム」を実施しました。

このプログラムは、農業に触れる機会が少ない生徒たちに、自然と触れ合いながら農業の魅力を体験し、自然と共生することについて理解を深めていくことを目的としています。

今回は「綿花の観察」「ニンニクの植え付け」「ネモフィラと菜の花の種まき」を行いました。

綿花から広がる学び

はじめに、花壇で育ててきた綿花の観察をしました。
実の周りの皮が弾け、ふわふわとした綿毛が顔を出しているのを見つけると、「すごい!」と驚きの声があがりました。
生徒たちは綿毛をそっと摘み取り、その感触を確かめました。
「こんなにふわふわしてるんだね」と、初めて触れる感触に興味津々でした。

その後、先生が収穫した綿を糸に紡ぐ様子をみんなで観察しました。
この体験を通して、普段身につけている綿で作られている衣服や、タオルなど生活の中にあるさまざまなものが、綿花という植物から作られていることを身近に感じることができました。

来年につなぐニンニクの植え付け

次は、来年の1年生にバトンを渡すため、ニンニクの植え付けを行いました。
ニンニクの小さなカケラ(鱗片)を優しく持ち、向きを確かめながら、ひとつひとつ丁寧に植えていきます。
一生懸命に植える生徒たちの姿から、来年の1年生に喜んでほしいという優しい気持ちが伝わってきました。

上手く育てば、来年の6月ごろには大きく実ったニンニクを収穫できる予定です。
バトンを渡すまで、みんなで大切に見守っていきたいと思います。

学びをつなぐ種まき

この日の活動の最後に、ネモフィラと菜の花の種をポットに蒔きました。
生徒たちは、小さな種を指先でそっとつまみ、ポットにやさしくまいていきます。
今回、生徒たちが蒔いた菜の花の種は、来年の1年生が理科の授業で観察するために使われます。
自分たちの手で蒔いた種が、次の学年の学びにつながることを知った生徒たちは、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。
観察や種まきの体験を通じて、自然と触れ合う楽しさや魅力を知った生徒たち。
これからも、生徒たちが成長するきっかけとなるような体験活動を企画してまいります。

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