前日の雨が嘘のように晴れ良い天気になりました。
今月の活動はジャガイモの収穫です。
ジャガイモは種イモを植えつけてから、約100日間経つと収穫できると言われています。2月の活動で今の2年生が種イモを植えつけてくれましたが、今年は春先が少し寒かったので、6月に入ってやっと収穫となりました。
ちょうど2年生が3名花壇に集まっていたので、一緒に活動に参加。自分たちの植えたものが収穫できるとわかって大喜びです。
畝の部分に、剣スコップを差し込んで、土をひっくり返すとコロコロとイモが出てきます。
ジャガイモは1つの株に、5~10個くらいイモができると言われていますが、実際に掘ってみると、親指の先のような小さなイモから、5~6センチ位のイモまで、パラパラと出てきました。
「みんなで掘ってみよう~」
のかけ声で、
「わ~」
と畑に入ってく生徒たち。
メークインのほうは、枯れた株が残っているので、どこを掘ればよいのか目安になりましたが、キタアカリの方は株が枯れて所々なくなっていました。
どこを掘ったらいいのか分からず、取りこぼしているイモもあって、講師の先生たちがそれを見つけては
「あー、このあたりを掘ったら出てくるとおもうよ」
と声かけ。
スコップを差し込んでみると、コロコロとイモが出てきて大興奮。
みんなで収穫したジャガイモは、全部でバケツ3つ分。
株の成長があまりよくなかったためか、大きなイモは少なめでしたが、本田先生から
「素揚げにするとおいしいよ」
と言われ、みんなの目がキラキラ光ります。
枝豆は1株ずつ引き抜いて、花壇の上で土を落としたら、根の部分を講師の方々にハサミで切ってもらいます。
「家に帰ったらすぐに茹でて食べてね」と伝え、生徒たちは小分けにしてもらったジャガイモと枝豆を持って解散となりました。
ちなみに、北側のブドウは、冬の間に講師の先生方が剪定をしたおかげで、今年はいつもよりもたくさん実がなっています。
剪定で枝がいじめられると、子孫を残そうとする性質があるそうで、そのために実が多いとのこと。
夏の間にブドウがたくさん熟しそうです。このブドウはデラウェアなので、皮の色が変わってきたら熟したサイン。
夏休みの間に学校を訪れる人たちは、ぜひ明星産の熟したぶどうを味わってみてくださいね。