5月18日(土)空中庭園にて、一貫中学生を対象にした「第14回花と緑の探究プログラム」を実施しました。
新2年生は今回が最後の活動となり、次回から本格的にスタートする1年生へバトンを引き継ぎます。
まず、本田先生から1年生にこのプログラムの概要の説明があり、続いて、プログラムの指導をしている府中市の講師の先生からこの日の活動予定についてお話がありました。
その後、「2年生は1年生にしっかりバトンを渡すように」と本田先生の言葉を受けて、2年生が1人ずつ1年生に向けてメッセージを伝えました。
新2年生は今回が最後の活動となり、次回から本格的にスタートする1年生へバトンを引き継ぎます。
まず、本田先生から1年生にこのプログラムの概要の説明があり、続いて、プログラムの指導をしている府中市の講師の先生からこの日の活動予定についてお話がありました。
その後、「2年生は1年生にしっかりバトンを渡すように」と本田先生の言葉を受けて、2年生が1人ずつ1年生に向けてメッセージを伝えました。
「暑い中での作業もあり、大変なときもありますが、染め物や収穫など、いろいろな経験ができるのでとても楽しいです」
「ぜひたくさん参加して楽しんでください」
「自分たちで収穫したものを食べられて、生き物もいたりして楽しいのでがんばってください」
などなど、始まったころは初々しかった生徒たちも、ちゃんと先輩になっていて、とても頼もしく感じました。

2年生から1年生へひとりひと言のメッセージでバトンリレー
今回はまだ1年生は「見習い」参加なので、2年生と1年生それぞれ二手に分かれました。
2年生は花壇の草花を使ったブーケづくり。1年生は花壇やコンポストの見学と、サツマイモの苗の植えつけです。
1年生の活動〜空中庭園のガーデンツアーとサツマイモの苗の植えつけ〜
中学生になってからまだ1か月半の1年生たち。みんな元気で好奇心旺盛。
聞いてみると、花壇や畑で作業をしたことのある子も少なくありませんでした。
2年生たちが植えてきた植物にも興味津々。
先生から
「これはなんでしょう?」
と聞かれると、元気いっぱいに答えてくれました。
聞いてみると、花壇や畑で作業をしたことのある子も少なくありませんでした。
2年生たちが植えてきた植物にも興味津々。
先生から
「これはなんでしょう?」
と聞かれると、元気いっぱいに答えてくれました。
ジャガイモやエダマメなど、ふだん自分たちが食べているものが、どんな姿で育っているのか、初めて知った生徒もいたようです。
今の3年生が最初に始めたコンポストを見ながら、堆肥づくりについて話を聞いた後、先生方が畝をつくった花壇へ。
ここは春まで菜の花が咲いていたエリアです。
今の3年生が最初に始めたコンポストを見ながら、堆肥づくりについて話を聞いた後、先生方が畝をつくった花壇へ。
ここは春まで菜の花が咲いていたエリアです。
「サツマイモはイモの部分を植えてもダメで、茎の苗を植えないとサツマイモができない」
「植えつけるときは、茎ができるだけ土にかぶるように、横に寝かせて土をかぶせて」
と、植え方の指導を聞きながら、見よう見まねですべての苗を植えつけました。
サツマイモはうまくいけば9月には収穫できるようです。
サツマイモはうまくいけば9月には収穫できるようです。

1年生が植えつけたサツマイモの苗。茎の部分を植えつける。
2年生の活動〜花壇のお花摘みとミニブーケづくり〜
2年生は花の咲いている花壇に向かいました。
ミニブーケづくりは1年生のころに経験済みなので、
「花壇のお花を地際で切ってください〜」
という声かけだけで、みんな慣れた手つきで作業がスタート。
青色のヤグルマソウやピンク色のアグロステンマなどを切ってバケツに入れ、東側のテラス席へ移動しました。
ミニブーケづくりは1年生のころに経験済みなので、
「花壇のお花を地際で切ってください〜」
という声かけだけで、みんな慣れた手つきで作業がスタート。
青色のヤグルマソウやピンク色のアグロステンマなどを切ってバケツに入れ、東側のテラス席へ移動しました。

ミニブーケをつくるため、花壇で冬春の草花を摘み取り。
ミニブーケは、1余分な茎や葉を切って形を整える 2ブーケを束ねる 3形を整えてから茎を切る 4ラッピングの4工程でつくります。
花壇の草花だけでなく、講師の先生たちが切ってきたクリスマスローズやバラ、ラベンダー、ローズマリー、その他のリーフ類も使って、生徒たちは2つ3つと、時間の許す限りどんどんミニブーケをつくっていきました。
「1つ目は華やか系だったから、もう1つはシンプル系にしよう〜」
とコンセプトを変えてみたり、
「お母さんにあげよう」
と嬉しそうにつくり始めたり。
さらに余った花を使って髪飾りにしてみたりと、さすが2年生、草花を自由な発想で楽しんでいました。
とコンセプトを変えてみたり、
「お母さんにあげよう」
と嬉しそうにつくり始めたり。
さらに余った花を使って髪飾りにしてみたりと、さすが2年生、草花を自由な発想で楽しんでいました。

みんな思い思いのミニブーケをつくっていました。

バラの花を髪飾りにしている生徒も!
2年生の締めくくりは、ソラマメの収穫
花と緑の探究プログラムは1年で次の学年へバトンタッチしていくので、秋から春に植えた植物は自分たちで収穫できないものもあります。
でも、最後の最後で、ソラマメがちょうど収穫時期に。
でも、最後の最後で、ソラマメがちょうど収穫時期に。
2年生がみんなで植えたソラマメを1人1つずつカットして、最後のお土産となりました。

ソラマメの収穫が間に合いました!
「豆のお尻の部分が空の方を向いているからソラマメ(空豆)っていうんだよ」
と講師の先生にいわれ、
「本当だ〜!」
とみんなびっくり。
さらに、カットしたばかりのソラマメのさやを開けてみると、まるでふかふかのベットのようなところに、豆がちょこんと収まっていて、
「このふかふかのベッドは摘みたての今しか見られないんだよ〜」
といわれて、みんな手を出してふかふか具合を確認していました。
と講師の先生にいわれ、
「本当だ〜!」
とみんなびっくり。
さらに、カットしたばかりのソラマメのさやを開けてみると、まるでふかふかのベットのようなところに、豆がちょこんと収まっていて、
「このふかふかのベッドは摘みたての今しか見られないんだよ〜」
といわれて、みんな手を出してふかふか具合を確認していました。

ソラマメのさやをむくと、ふかふかのベッドのようなところに豆がのっています。
いよいよ次回からは1年生が主役となります。
今の3年生が1年生のときに始まったこのプログラムもいよいよ第3ステージへ。
1年間、空中庭園で“生きた学び”を楽しんでいきましょう。
1年間、空中庭園で“生きた学び”を楽しんでいきましょう。