今の仕事には、明星学苑の経験も大いに役立っています。特に印象に残っているのは「凝念」と部活動日誌です。凝念は今で言うマインドフルネスに近いと思っていて、忙しい時に一息つくために思い出すのが習慣化しています。部活動日誌を書くことに関しては、野球部の顧問の先生がとても大切にしていて、書いたものをよく褒めていただいていました。肝心のプレーはエラーばかりで怒られてばかりでしたが(笑)。日誌を書く行為を通じて自分と対話することを学べましたし、試合前に自分を鼓舞するような文を書いていたことが、結果として自分以外の読み手の心に働きかける表現を養うことにつながって、今のライターの仕事にも繋がっていると感じます。