12月6日に明星中学校・高等学校は、東京薬科大学(東京都八王子市)と高大連携事業に関する包括協定を締結しました。
東京薬科大学では、これまでにも数多くの中学校・高等学校と連携事業を展開されており、出前講義や施設見学、職業講話など多岐に渡る事業の実施実績があります。
本校では本協定の締結を契機として一層連携を強化し、教育内容の充実と生徒の資質向上を目指します。

■連携協力協定の趣旨
明星中学校・高等学校および東京薬科大学は、相互に連携し、交流を深めることにより、双方における教育内容の充実と生徒および学生の資質向上を図るための事業に取り組むものです。
■連携する主な内容
1. 双方への講師派遣
2. 双方で実施する高大接続教育への支援
3. 双方で実施する課外授業などにおける交流活動の実施
4. 双方で実施するFD活動などにおける交流活動の実施
5. 東京薬科大学の授業および各種講座への明星中学校・高等学校の生徒の受け入れ
6. 東京薬科大学の学生の教育実習などへの明星中学校・高等学校の支援
7. その他、双方の協議の結果に基づく事業
■福本 眞也校長のコメント
明星学苑は2023年に100周年を迎えますが、100年間、府中市を始め、多摩地区にお世話になっている学苑です。
本校の大きな伝統として、学苑創立時より「心の教育」を大切にしており、生徒たちがこれからの21世紀を生き抜くために、目に見える学力だけでなく目に見えない学力にも注力しています。
今後深刻化していく少子化の中で、東京薬科大学様と連携できることにとても意義を感じています。本校でも一人ひとりの生徒を大切にしながら、大学生あるいは社会人として通用する人間を一生懸命育てて行く所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

■平塚 明学長のコメント
東京薬科大学は1880年に創立された「東京薬舗学校」を前身とする日本で最初の私立薬学教育機関で、2022年度に142年目を迎えました。
現在では薬学部(3学科)と生命科学部(3学科)を備え、約3,600名の学生が通っており、明星中学校・高等学校の卒業生も両学部に入学されております。
福本校長からのお話にもありましたが、本学としましても一人ひとりの学生のキャリアパスを考えながら将来の夢や希望を達成できるような教育をしていきたいと考えていますので、ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。
