高等学校

明星について

明星中学校・高等学校の教育理念や沿革、施設についてご紹介しています。

MESSAGE

学校長挨拶

明星中学校・高等学校 校長 水野 次郎

あなたの
輝かしい旅を
全力で応援します

 明星学苑は昨年度、創立100周年の大きな節目を迎えました。一世紀におよぶ歴史の中で、数多の優れた人材が本学苑を巣立っていきました。多摩における地域貢献から、広く国内外へ場を求め雄飛する人も少なくありません。このように多彩な進路の広がりを見せるのが明星教育の大きな特徴と言えるでしょう。その背景として、豊かな自然と最先端の設備が調和し充実した教育環境があります。さらに建学の理念である「実践躬行」という考え方は、生徒一人ひとりが体験を通して創造性を開発し、逞しい人間性を育むことに重点を置いています。
 今、時代の変化における速さと大きさは過去に例がなく、先が見通せないものとなりました。こうした激動の時こそ、若者は果敢に立ち向かい、乗り越える力をつけてほしい。そのためには身につけた知識に基づく、人間や社会への深い理解と共感が欠かせません。中学校・高校時代は自分の道を見つけ出す輝かしい旅です。素晴らしい仲間とともに、この学び舎で過ごす時間を通して、新しい世界を切り開いていってください。私たち教職員は、旅の案内人としてあなたの潜在能力を引き出し、可能性を最大限に広げるお手伝いをいたします。

明星中学校・高等学校

校長 水野 次郎

MEISEI PHILOSOPHY

明星学苑の教育理念

建学の精神

和の精神のもと、
世界に貢献する人を育成する

教育方針

#01

人格接触による手塩にかける教育

和の精神を礎にした「指導者が誠の心をもって生徒・学生の自然の心を誠の心に育て上げる」教育、「人格接触」の教育、「手塩にかける」教育を実践しています。

#02

凝念教育を通じて心の力を鍛える教育

凝念ぎょうねん教育は、心の働きを一点に集めること、精神統一が目的です。姿勢正しく腰を掛け、両手は下腹部に合わせて瞑目して、臍下丹田(せいかたんでん)に力を入れ るとともに、心を丹田に集中するよう努力するものです。このようにして、心の力が当面する物事に集中する習慣付けをすることを目的とした修養法です。

#03

実践躬行の体験教育

王陽明の「知行合一」、二宮尊徳の「実践躬行」およびジョン・デューイの「ラーニング・バイ・ドゥーイング」の思想の流れを汲む体験教育は、「思索と体験の一致の教育」で、単なる頭の教育に終わらず、判断力と実行力に優れた人の育成をめざしています。

校訓

健康、真面目、努力

「健康、真面目、努力」の校訓に基づき、明るく、強く、正しい精神を体得させ、あくまでも良識と実践力のある心身ともに健全な生徒・学生の育成を目的として創立以来歩んでいます。

VISION

明星中学校・高等学校の教育理念

ビジョン

  • ビジョンアイコン

    世界のトレンドに
    適応し続ける
    イノベーティブな学校

  • ビジョンアイコン

    人と自然を愛し、
    自他の価値を
    大切にする学校

  • ビジョンアイコン

    生徒と教師が
    ともに成長し
    誇りを持てる学校

教育目標

自分の未来をデザインし共創していける人の育成

凝念ぎょうねん 教育

凝念教育イメージ

姿勢を正して、心を一点に集中。「凝念!」の掛け声とともに眼を閉じて心を落ち着かせます。物事のはじまりと終わりの切り替えに凝念を行うことで心を整え、集中して次の行動に移ることができます。心の成長につながる「凝念」の教えは、明星の創立以来受け継がれてきました。明星中学校・高等学校では、月に一度、全員が講堂に集まり、「こころの力」を鍛えるとして創立以来受け継がれてきた「心力歌」を唱和したのち、校長講話を聞く時間があります。

 

心力歌

第一章

天高うして日月懸かり、地厚うして山河横はる。
日月の精、山河の霊、鍾まりてわが心に在り。
高き天と、厚き地と、人と対して三つとなる。
人無くしてそれなんの天ぞ。
人無くしてそれなんの地ぞ。
人の心の霊なるや、もつて鬼神を動かすべし。
人の心の妙なるや、もつて天地に参ずべし。
燦たるかの月と日と、遥かにわが心を照らす。
わが心の凝りて動くや、よく日月を貫くべし。
峨峨たる山、漫漫たる河、つねにわが心に通ふ。
わが心の遠く翔るや、よく山河を包むべし。
ただ六尺の肉身に限らるるわが心ならず。
ただ五十年の生涯に、盡きぬべきわが心ならず。
見よ、雲に色あり、花に香あり、聞け風に音あり、鳥に聲あり。
この中に生を託したる、われ人にこの心あり。
至大志剛はこれ心力、志玄志妙はこれ心霊。
ただこの心があるが故に、われ人は至上志尊なり。
それ眼前の小天地は、離合聚散常ならず。
われとわが身とこころとを、この中にのみ限るものは、天なる日月の精を見ず、地なる山河の霊を知らず。
その精と霊とを鍾めたる、わが尊さをわれと悟らず。
眼にさへぎる影を拂へ、耳に塞がる塵を去れ。
その影消え、その塵絶え、心はすみて鏡の如く。
湛然として淵の如くば、かの小天地に限られし、きのふのわれを外にして、至上至尊のわれあるを知らむ。

SCHOOL SONG

明星中学校・高等学校校歌

校歌「櫟葉萌ゆる」

昭和6年3月10日の旧制中学校第1回卒業式を前に、校旗・校歌が作られました。
校歌は、全体は5節からなりますが、現在は1節・5節の2節が歌われています。
昭和6年2月4日の凝念ぎょうねん教育の時に完成が発表され、2月11日紀元節(今の建国記念の日)に歌われて以来、男子部で歌い継がれていました。

校歌「櫟葉萌ゆる」

作詞 岩河信義/作曲 鈴木米次郎

  • 一、
    櫟葉萌ゆる武蔵野に
    北斗をつかん意気高き
    正義真理の殿堂は
    明星健児の学び舎ぞ
  • 二、
    我が日の本の精神を受けて
    外つ国々のよきを取り
    人たる道を本領と
    吾等の主義は新日本
  • 三、
    行手の波濤なみは高くとも
    歴史は永久とわにかざるべき
    理想を貫く信念は
    玲瓏芙蓉とゆるぎなし
  • 四、
    多摩の流れとよどみなく
    言行一致の若人が
    団結此処にたぐいなき
    あかき誠に道ぞふむ
  • 五、
    見よ学天の明星は
    たか星光ひかりを放つなり
    雄々しく進め諸共に
    咲けよ万朶ばんだの花のごと

上記のファイルは、個人の私的利用以外の目的に利用することはできません。
転載・頒布、個人利用以外の形式の変換や編集はかたく禁じます。

校歌「富士のね高く」

昭和29年4月に開設された女子部の第1回卒業式を前に、昭和32年2月5日完成、3月25日の卒業式で「女子部の歌」として発表されました。

校歌「富士のね高く」

作詞 土岐善麿/作曲 信時潔

  • 一、
    富士のね高く 雲は晴れて
    多摩川清く 花も薫れり
    天地のあいだに われらありて
    ああ むさし野の道ひろし
  • 二、
    くぬぎの林 風なごやかに
    ひとしく こころ凝らすとき
    鳥さえ近く 慕いくるよ
  • 三、
    知性のひかり 星あきらかに
    正しくまなび はげむとき
    踏みゆく草の はてもなしや
  • 四、
    友情たがいに あふるるところ
    まことの力 すこやかに
    新しき日を 常に迎えて
    明星の名に こぞるべし

上記のファイルは、個人の私的利用以外の目的に利用することはできません。
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OUTLINE

学校概要

概要

名称 学校法人 明星学苑 明星中学校・高等学校
所在地 〒183-8531 東京都府中市栄町1-1
電話番号 042-368-5111

学級数・在籍生徒数 

中学校・高等学校


(2024年4月1日現在)
  学級数  在籍者数 
一貫中学校・高等学校 20 588
一貫1年特選クラス(T) 2 53
一貫1年総合クラス(S) 3 104
一貫1年合計 5 157
一貫2年特選クラス(T) 2 52
一貫2年総合クラス(S) 3  108
一貫2年合計 5 160
一貫3年特選クラス(T) 1  31 
一貫3年英語クラス(E)  1 24
一貫3年総合クラス(S)  3 80
一貫3年合計  5 135
一貫4年特選クラス(T) 1  30 
一貫4年英語クラス(E)  1 24
一貫4年総合クラス(S)  3 82
一貫4年合計  5 136

高等学校

(2024年4月1日現在)
   学級数  在籍者数
 高等学校  31 1055 
1年本科クラス 5 182
1年SMGSクラス   1 15
1年MGSクラス 2 72
1年合計  8 269 
2年本科クラス  8 279
2年SMGSクラス  1 24
2年MGクラス  1 40
2年MSクラス  2 64
2年合計  12 407
3年本科クラス  8 292
3年SMGSクラス 1 19
3年MGクラス  1 30
3年MSクラス  1 38
3年合計 11 379