お知らせ

2023年度入学式 式辞

2023.04.12

校長室便り



2023年度高校MGS入学式 式辞


 新緑が眩しい季節となり、大地の息吹を感じるさわやかな風が吹き抜けていく、今日のよき日に、ご来賓、保護者の皆さまのご臨席のもと、先ほど入学を許可した百二十八名の、希望に満ちた新入生の皆さんを、本校に迎えることができ、この上ない慶びです。

 新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、これからの三年間を明星高等学校MGSコースの生徒として、この府中キャンパスで学ぶことになります。明星は一九二三年に誕生し、今年創立百周年を迎えます。皆さんが歴史と伝統を感じながら明星で日々努力し成長してくれることを切に期待します。

 明星の校訓は、「健康・真面目・努力」です。創立者児玉九十先生は、身体の健康と、心の健康である真面目さで、何事にも真剣に努力する人間を育てようと、「健康・真面目・努力」という校訓を作られました。校訓が意図することをしっかり理解し、日々心懸けて下さい。

 明星教育の特徴の一つは「心の教育」です。心と向き合うことで人間は成長するからです。もう一つの特徴は「体験教育」です。「体験教育」は教室で教科書を勉強するだけでなく、学んだことを世の中のため、人のために役立たせることが一番大切だという、児玉九十先生の教育感から生まれました。これらの「心の教育」「体験教育」の二つが、明星の素晴らしい伝統なのです。

 加えて、百周年を迎えるに当たり、次の百年を歩んでいく新しい教育ビジョンと教育目標を作りました。「世界のトレンドに適応し続けるイノベーティブな学校」、「人と自然を愛し、自他の価値を大切にする学校」、「生徒と教師がともに成長し誇りを持てる学校」という三つが教育ビジョンです。教育ビジョンというのはこんな学校でありたいという学校が目指す姿です。

 そして、三年間で皆さんをどういう人間に育成するかというのが教育目標です。新しい教育目標は「自分の未来をデザインし共創していける人の育成」となります。自分の未来をデザインするというのは、将来どんな生き方をするか、その為に何を学び、何を身につけていくのか、自分の未来を思い描き、それに向かって努力できる人間に成長することです。共創とは、共に創りだすという漢字ですが、考え方が違う多様な立場の人たちと対話しながら、一緒に新しい価値を生み出していくという意味で、二十一世紀という不確実で多様化の時代には一番大切な考え方です。

 さて、油断してはいけませんが、少しずつマスクのいらない日常に戻りつつあります。改めてマスクのない顔全体から伝わってくるものの多さと、その素晴らしさを実感していると思います。三年間、さまざまな制約があったからこそ、少しずつ自由を感じられる日々が嬉しく思えるのです。そして今日から、今までと違う新しい世界が始まろうとしています。今日を最初の一歩として、これからの三年間は、笑っているときもあり、泣いているときもあり、怒っているいるときもあり、何かに一生懸命打ち込んでいるときもあり、悩んでいても、前を向いていても、立ち止まっていても、踏み出していても、未来への希望と夢を見つけようと成長してる自分がいることを忘れないで下さい。明星では、積極的にいろいろなことを学び、失敗を恐れずに何事にも挑戦し、一歩一歩成長して下さい。そのような皆さん方の学びと成長に対して、私たち教職員は全力で手塩にかる教育を行います。

 次に保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より大切なお子様をお預かりし、学校として出来うる限りの教育を行い、お子様の健全なる成長の支援をお約束します。どうか明星の教育を信頼し、ご理解・ご協力とご支援いただけますようお願い申し上げます。

 最後に、本日入学した新入生の皆さんの、充実した学びと、実りある学校生活を祈念すると共に、三年後、百二十八名の生徒全員が、「自分の未来をデザインし共創していける人」に成長していることを、保護者の皆様と教職員一同の大きな夢とし、入学式の式辞といたします。

令和五年四月九日
明星高等学校長 福本眞也



2023年度高校本科入学式 式辞


 新緑が眩しい季節となり、大地の息吹を感じるさわやかな風が吹き抜けていく、今日のよき日に、ご来賓、保護者の皆さまのご臨席のもと、先ほど入学を許可した二百八十七名の、希望に満ちた新入生の皆さんを、本校に迎えることができ、この上ない慶びです。

 新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんは、これからの三年間を明星高等学校本科コースの生徒として、この府中キャンパスで学ぶことになります。明星は一九二三年に誕生し、今年創立百周年を迎えます。皆さんが歴史と伝統を感じながら明星で日々努力し成長してくれることを切に期待します。

 明星の校訓は、「健康・真面目・努力」です。創立者児玉九十先生は、身体の健康と、心の健康である真面目さで、何事にも真剣に努力する人間を育てようと、「健康・真面目・努力」という校訓を作られました。校訓が意図することをしっかり理解し、日々心懸けて下さい。

 明星教育の特徴の一つは「心の教育」です。心と向き合うことで人間は成長するからです。もう一つの特徴は「体験教育」です。「体験教育」は教室で教科書を勉強するだけでなく、学んだことを世の中のため、人のために役立たせることが一番大切だという、児玉九十先生の教育感から生まれました。これらの「心の教育」「体験教育」の二つが、明星の素晴らしい伝統なのです。

 加えて、百周年を迎えるに当たり、次の百年を歩んでいく新しい教育ビジョンと教育目標を作りました。「世界のトレンドに適応し続けるイノベーティブな学校」、「人と自然を愛し、自他の価値を大切にする学校」、「生徒と教師がともに成長し誇りを持てる学校」という三つが教育ビジョンです。教育ビジョンというのはこんな学校でありたいという学校が目指す姿です。

 そして、三年間で皆さんをどういう人間に育成するかというのが教育目標です。新しい教育目標は「自分の未来をデザインし共創していける人の育成」となります。自分の未来をデザインするというのは、将来どんな生き方をするか、その為に何を学び、何を身につけていくのか、自分の未来を思い描き、それに向かって努力できる人間に成長することです。共創とは、共に創りだすという漢字ですが、考え方が違う多様な立場の人たちと対話しながら、一緒に新しい価値を生み出していくという意味で、二十一世紀という不確実で多様化の時代には一番大切な考え方です。

 さて、油断してはいけませんが、少しずつマスクのいらない日常に戻りつつあります。改めてマスクのない顔全体から伝わってくるものの多さと、その素晴らしさを実感していると思います。三年間、さまざまな制約があったからこそ、少しずつ自由を感じられる日々が嬉しく思えるのです。そして今日から、今までと違う新しい世界が始まろうとしています。今日を最初の一歩として、これからの三年間は、笑っているときもあり、泣いているときもあり、怒っているいるときもあり、何かに一生懸命打ち込んでいるときもあり、悩んでいても、前を向いていても、立ち止まっていても、踏み出していても、未来への希望と夢を見つけようと成長してる自分がいることを忘れないで下さい。明星では、積極的にいろいろなことを学び、失敗を恐れずに何事にも挑戦し、一歩一歩成長して下さい。そのような皆さん方の学びと成長に対して、私たち教職員は全力で手塩にかる教育を行います。

 次に保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より大切なお子様をお預かりし、学校として出来うる限りの教育を行い、お子様の健全なる成長の支援をお約束します。どうか明星の教育を信頼し、ご理解・ご協力とご支援いただけますようお願い申し上げます。

 最後に、本日入学した新入生の皆さんの、充実した学びと、実りある学校生活を祈念すると共に、三年後、二百八十七名の生徒全員が、「自分の未来をデザインし共創していける人」に成長していることを、保護者の皆様と教職員一同の大きな夢とし、入学式の式辞といたします。

令和五年四月九日
明星高等学校長 福本眞也



2023年度中高一貫入学式 式辞


 新緑が眩しい季節となり、大地の息吹を感じるさわやかな風が吹き抜けていく、今日のよき日に、ご来賓、保護者の皆さまのご臨席のもと、先ほど入学を許可した百六十名の、希望に満ちた新入生の皆さんを、本校に迎えることができ、この上ない慶びです。

 新入生の皆さん、入学おめでとう。
 皆さんは、これからの六年間を明星中学校・高等学校中高一貫コースの生徒として、この府中キャンパスで学ぶことになります。明星は一九二三年に誕生し、今年創立百周年を迎えます。皆さんが歴史と伝統を感じながら明星で日々努力し成長してくれることを切に期待します。

 明星の校訓は、「健康・真面目・努力」です。創立者児玉九十先生は、身体の健康と、心の健康年に誕生し、今年創立百周年を迎えます。皆さんが歴史と伝統を感じながら明星で日々努力し成長してくれることを切に期待します。

 明星の校訓は、「健康・真面目・努力」です。創立者児玉九十先生は、身体の健康と、心の健康心と向き合うことで人間は成長するからです。もう一つの特徴は「体験教育」です。「体験教育」は教室で教科書を勉強するだけでなく、学んだことを世の中のため、人のために役立たせることが一番大切だという、児玉九十先生の教育感から生まれました。これらの「心の教育」「体験教育」の二つが、明星の素晴らしい伝統なのです。

 加えて、百周年を迎えるに当たり、次の百年を歩んでいく新しい教育ビジョンと教育目標を作りました。「世界のトレンドに適応し続けるイノベーティブな学校」、「人と自然を愛し、自他の価値を大切にする学校」、「生徒と教師がともに成長し誇りを持てる学校」という三つが教育ビジョンです。教育ビジョンというのはこんな学校でありたいという学校が目指す姿です。

 そして、六年間で皆さんをどういう人間に育成するかというのが教育目標です。新しい教育目標は「自分の未来をデザインし共創していける人の育成」となります。自分の未来をデザインするというのは、将来どんな生き方をするか、その為に何を学び、何を身につけていくのか、自分の未来を思い描き、それに向かって努力できる人間に成長することです。共創とは、共に創りだすという漢字ですが、考え方が違う多様な立場の人たちと対話しながら、一緒に新しい価値を生み出していくという意味で、二十一世紀という不確実で多様化の時代には一番大切な考え方です。

 さて、油断してはいけませんが、少しずつマスクのいらない日常に戻りつつあります。改めてマスクのない顔全体から伝わってくるものの多さと、その素晴らしさを実感していると思います。三年間、さまざまな制約があったからこそ、少しずつ自由を感じられる日々が嬉しく思えるのです。そして今日から、今までと違う新しい世界が始まろうとしています。今日を最初の一歩として、これからの六年間は、笑っているときもあり、泣いているときもあり、怒っているいるときもあり、何かに一生懸命打ち込んでいるときもあり、悩んでいても、前を向いていても、立ち止まっていても、踏み出していても、未来への希望と夢を見つけようと成長してる自分がいることを忘れないで下さい。明星では、積極的にいろいろなことを学び、失敗を恐れずに何事にも挑戦し、一歩一歩成長して下さい。そのような皆さん方の学びと成長に対して、私たち教職員は全力で手塩にかる教育を行います。

 次に保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より大切なお子様をお預かりし、学校として出来うる限りの教育を行い、お子様の健全なる成長の支援をお約束します。どうか明星の教育を信頼し、ご理解・ご協力とご支援いただけますようお願い申し上げます。

 最後に、本日入学した新入生の皆さんの、充実した学びと、実りある学校生活を祈念すると共に、六年後、百六十名の生徒全員が、「自分の未来をデザインし共創していける人」に成長していることを、保護者の皆様と教職員一同の大きな夢とし、入学式の式辞といたします。

令和五年四月九日
明星中学校・高等学校長 福本眞也