index 巻頭特集 いわき明星大学学長就任あいさつ 明星大学改組の概要 いわき明星大学改組の概要 教育の現場から1 教育の現場から2 クローズアップ! 歴史点描


教育の現場から2

 2008年5月12日、明星大学日野校の学生会館2階に、明星大学ボランティアセンターがオープンしました。
 「きらボ」の愛称で親しまれる同センターは、学内のボランティア活動の活性化に大きく貢献。その活動範囲は、近隣地域にまで広がっています。
 まもなくオープン1周年を迎えるセンターのスタッフに、この1年を振り返っていただきつつ現在の活動状況をお聞きしました。



ボランティア活動を活性化させる拠点として

 明星大学ボランティアセンター(愛称:きらきらボランティアセンター、略称:きらボ)は、明星大学が有する知識・技術・人材等を活用して、学内外から要請される福祉・教育・環境・災害等のニーズに対し、ボランティア精神をもって積極的に応え、社会貢献することをめざして設立されました。現在、学内の10団体(クラブ・サークルなど)、および団体に属さない個人有志も含めて250名以上の学生がセンターに登録し、ボランティア活動に積極的に参加しています。
 同センターが設立された背景について、センター長を務める渡戸一郎教授(人文学部人間社会学科)は、「地域社会に貢献する実践教育の文化が育まれていた本学では、もともと個人有志あるいはサークルなどの団体ごとに、ボランティア活動に積極的に取り組む姿が見られました。しかし、横のつながりが少なく、本センターがそれぞれの活動を結び付ける拠点となることで、さらなるボランティア活動の広がりが期待できるのではないかと考えたのです」と、語ります。その言葉通り、ボランティアセンター開設後は、センターを介して団体間の交流が活発化。またセンターが発信する情報が縁で新しいボランティアサークル「ひまわり」が誕生するなど、学内のボランティアに対する意識の高まりが、目に見えて大きくなりました。そして昨年10月には、各団体が夏休み中の活動を報告する「夏の学生ボランティア活動報告会」を開催。単なる報告会に終わらず、お互いに情報交換したり、実際にその後、合同で活動する団体もあったりなど、さらなる活動の発展に結び付くイベントとなりました。


“何か”をしたい学生の思いに応えるために

 一言でボランティアと言っても、その活動内容は多岐にわたります。センターの専任職員である畑野理美さんによると、「ボランティアと聞くと、福祉系の仕事や災害時の援助などをイメージするかもしれませんが、それ以外にも例えば、小・中学校で授業をサポートしたり、地域の子ども会のサマーキャンプに参加する教育系、エコキャップ回収活動やCO2削減活動に協力する環境系など活動の内容はさまざまです」とのこと。また、講習が必要なボランティアのための講習会をセンター主催で開催することも。「先日、聴覚障害を持つ学生を要約筆記でサポートする『ノートテイク』の講習会を開いたときには、延べ60名の登録がありました。“誰か”のために“何か”をしたいと考える学生のみなさんの思いに応えられる情報をドンドン提供していきたいです」と、畑野さんは言います。
毎月、各団体が集まっての会議を開いています
 また「きらボ」の行動範囲は学内だけではありません。積極的に学外にも交流の幅を広げるべく活動中。センターの宮﨑茂男課長も「近隣地域のボランティア団体、施設、学校などとの連携を図るため、私たちも外に出て積極的に“ネットワークづくり”に取り組んでいます。いまでは毎日のようにボランティアに関する多彩な情報が集まってくるようになりました。青梅校にもボランティアセンターの部屋が開設されたので、今後は連携しながら幅広い活動を展開していきたいですね」と、話します。


誰もが気軽に活用できるスペースをめざして

 「きらボ」には、ボランティアの募集情報が張り出された掲示板のほか、情報を検索できるパソコンコーナー、ミーティングにも使用できる談話コーナーも設置。ボランティア関係の書籍や資料も豊富に用意されており、希望者は車いすの体験もできます。明るく開放感のある室内は、学生たちが気軽に活用できるように配慮されたものです。渡戸センター長は言います。「当センターは、何かを始めたいと考える学生に対し、“きっかけ”を与えられる場でありたいと思います。もちろん学生だけでなく、教職員や明星学苑関係者、近隣地域の方々との交流も深めていきたいと考えています。大学にお越しの際は、ぜひ『きらボ』にお立ち寄りください」。

明星大学ボランティアセンター設立1周年記念シンポジウム

大学発:市民力へ
〜地域とむすぶ学生ボランティア活動の可能性〜

○基調講演○
「市民力へ:いまボランティア活動に求められるもの」

山崎 美貴子 先生
(神奈川県立保健福祉大学学長、東京ボランティア・市民活動センター所長)

主 催:明星大学ボランティアセンター
日 時:4月25日(土)13:30〜16:00
会 場:アカデミーホール(明星大学日野校28号館204)



明星大学ボランティアセンター(きらボ)の活動内容
1. ボランティア募集の情報を提供しています。
2. ボランティアに関する相談を受けつけています。
3. ボランティア活動をしている学生の支援をしています。
4. ボランティア活動に関する講座やセミナーなどを開催しています。
5. 近隣の地域や学校などとの連携・協働を推進します。

学生の声
「めばえの会」
浅野 泰平さん(人文学部心理・教育学科3年)
 私たちはハンディキャップを持った人たちと一緒に楽しい時間を過ごすことを目標に活動しています。定期的な活動は「プリズムクラブ」「竹ん子」「夢ふうせん」「訪問学級」。どの活動もお出かけしたり、音楽やスポーツ、クッキングを楽しんだりなど、障害を抱えた方々との交流を深める企画をいろいろと用意しています。ボランティアを通して我々学生が教わることも多く、貴重な体験をさせていただいています。
「ひまわり」
中村 翔子さん(人文学部心理・教育学科3年)
 「ひまわり」は、大学近くの児童福祉施設でのボランティア募集の情報がきっかけで生まれたサークルです。3歳から小学校3、4年生くらいまでの自閉症、ダウン症などの知的障害のある子どもたちと一緒に、遊んだり、体を動かしたり楽しく活動しています。モットーは“子どもたちが楽しいと感じるプログラムづくり”。いつも学生同士でアイデアを出し合ってプログラムを考えています。
Ιdear研究会」
坪内 大二郎さん(理工学部機械システム工学科4年)
 地球温暖化や環境保全、生物多様性など、エコの分野を中心に取り組んでいます。ボランティアセンターと連携して、大学内でペットボトルのキャップを集めると途上国の子どもにワクチンが届けられる“エコキャップ運動”を展開しているのもその一環。
他にも学内でホタルが見られる環境を整備したり、他のサークルと協働でキャンパス周辺の清掃をしたりなど、いろいろな“アイデア”を形にしています。

学校法人明星学苑  〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1  TEL.042-591-5557代表
広報課 TEL.042-591-9397 直通  MAIL:honbu-koho@stf.meisei.ac.jp個人情報保護法への取り組み
学校法人明星学苑
WEBサイトTOPへ