index 巻頭特集特別座談会 教育の現場から1 教育の現場から2 明星学苑創立85周年記念事業の進捗状況(報告) 歴史点描


「児玉九十記念講堂」竣工式
 明星学苑創立85周年記念事業の一環として建設が進められていた「児玉九十記念講堂」が、ついに完成し、竣工式が2008年2月20日、明星学苑府中校にて執り行なわれました。
 当日は、竣工式を祝うかのような快晴の青空が広がる中、多くのご関係の皆様にお集まりいただき、盛大な式となりました。
 ここでは、児玉九十記念講堂竣工式の様子をお伝えいたします。


「児玉九十記念講堂」概要
建築面積 1,846.38m2
延床面積 2,743.47m2
施工床面積 2,858.36m2
主要構造 RC造、一部S造
軒高 14,458m
最高高 15,800m
収容人数 1階:934席、2階:234席、計:1,168席






■竣工祝賀会での挨拶録

「挨拶」
斎藤 和明
学校法人明星学苑
理事長
斎藤 和明
 「本当に美しい」というのが、新講堂を見た第一印象でした。そして、ふと思い出したのが漢字の語源の話です。講堂の「堂」の字の下部分は「土」ですが、そこには盛り土の意味があるといいます。しっかりとした土台を築き、そのうえに屋根や屋敷が建っている姿が「堂」の文字なのだそうです。そこで、もう一方の「講」の文字の語源も調べてみました。すると「講」には、「和解」の意味があるそうです。平和の和の和解です。思えば、明星学苑創設者の児玉九十先生も“和の精神”を心から大切にされた方でした。「講堂」という言葉に、何か因縁めいたものを感じます。恐らく、この児玉九十記念講堂は、明星学苑の“平和の教育”の舞台として、今後大きな役割を担ってくれることでしょう。


「祝辞」
岸本 正一
学校法人明星学苑
理事
明星同窓会会長
岸本 正一
 私は昭和22年に明星中学に入学しました。当時の講堂は、お寺のお堂のようなこぢんまりとした感じでしたが、凝念などで精神統一するには適した環境だったことを覚えています。今日お披露目された新講堂は、私の記憶が正しければ、その当時から数えて4つ目の講堂になると思います。もちろん現代風のモダンな作りではありますが、講堂内の落ち着いた雰囲気は、何となく私の時代の講堂と重なるような気がします。いわば九十先生が明星教育をスタートされた当時に戻ってきた感じです。この記念講堂の完成が、もう一度、明星教育の原点となる“凝念”“心力歌”について考える機会となれば嬉しく思います。


「謝辞」
北原 都美子
学校法人明星学苑
理事
明星中学高等学校校長 
北原 都美子
 多くの皆様のおかげで、このような立派な児玉九十記念講堂が完成しましたこと、心より御礼申し上げます。これまで中学と高校では「凝念」の際に、体育館や視聴覚室、教室などにそれぞれ分かれながら行なうのが通常でした。しかし、こうして新講堂が完成し、これからは一堂に会して、明星教育の基本とも呼べる“凝念”を行なえます。とてもうれしいことです。また、多くの学校行事で利用させていただくことにもなるでしょう。私たちが、この新講堂を有効に活用していくことが、皆様への最大の御礼になると考えております。大切に使っていくことをここにお約束いたします。


「乾杯・挨拶」
原  富夫
明星学苑
PTA連合会会長
原 富夫
 竣工式にさきがけて、一昨日「内覧会」があり、参加させていただきました。そのとき完成披露公演のリハーサルが行なわれており、ピアノの音色が、とても美しく講堂内に響いていました。実は私、大学時代に「音響工学」を学んでおりまして、世界中のいろいろなホールを見てまわったことがあります。それらの有名な音楽ホールと同様の音響の良さを、先日のピアノの音色から感じることができました。これから子どもたちが、この新講堂を舞台に、感動的な演奏などを我々に数多く見せてくれることを心より期待しています。


「神事」
 竣工式は、学苑関係者、PTA連合会の方々、同窓会の方々、そして新講堂の工事・施工を請け負った鹿島・大成建設共同企業体の関係者を招いての「神事」から始まりました。新講堂の舞台上に祭壇がおかれ、来賓の方々は厳粛な雰囲気のうちに舞台の椅子に着席。府中市内にある大國魂神社の宮司に斎主を務めていただき、儀式は厳かなうちに進みました。



「竣工祝賀会」
 神事の後は、場所を新講堂2階の「児玉九十記念史料コーナー」に移し、竣工祝賀会が行なわれました。この「児玉九十記念史料コーナー」には、明星学苑85年の歴史を振り返ることのできる多くの貴重な史料が展示されています。府中校にお越しになられた方々には、ぜひともご見学いただきたいスペースです。
 祝賀会は、斎藤和明明星学苑理事長の挨拶で幕を開け、岸本正一明星同窓会会長の祝辞、斎藤理事長から工事・施工会社への感謝状贈呈、北原都美子明星中学高等学校校長からの謝辞と続き、原富夫明星学苑PTA連合会会長による乾杯の音頭で、歓談の場へと移りました。



「テープカット」
 祝賀会に続いて、いよいよテープカットです。今回テープカットを務められたのは、斎藤理事長、北原校長、岸本同窓会会長、原PTA連合会会長、鹿島建設株式会社の渥美直紀副社長、そして明星高等学校の生徒を代表して、3年生の田代政司君、冨田早紀さんの計7名。多くの関係者と明星高等学校3年生の生徒たちが見守るなか、新講堂の勇姿をバックに、無事にテープカットが行なわれ、歓喜の拍手が沸き起こりました。



「完成披露公演」
 テープカットを見届けたご関係の方々は、そのまま新講堂の客席へ移動し、完成披露公演を楽しまれました。完成披露公演は、明星中学高等学校で音楽科を受け持つと同時に、プロのピアニストとしても各地でリサイタルを行なうなど活躍中の岩崎このみ先生によるピアノ演奏からスタート。続いて明星高等学校の軽音楽部OGで、現在ヤマハ研修生としてライブハウスなどで音楽活動を行なっている「デュオ山下・山本」が登場し、在学中にヤマハ主催の大会に出るために作った思い出の曲「Last Song」など3曲を熱唱しました。そして休憩を挟んだ後は、明星高等学校吹奏楽部と明星学苑ジュニアオーケストラが続けて演奏を披露。このような立派な舞台での演奏は、生徒たちにとってもうれしい経験となったことでしょう。
 なお、この児玉九十記念講堂は、非常に音響面に配慮した構造となっています。吹奏楽部やジュニアオーケストラはもちろんのこと、今後もこの新講堂を舞台に、多くの感動的な音楽を楽しむことができそうです。ご来場の際には、その“音の良さ”にも注目していただきたいと思います。



 卒業式や入学式など、新講堂でのイベントも次々と開催されています。これから子どもたち、保護者の方々、そして明星学苑の教職員のたくさんの思い出が、この新講堂から生まれていくことでしょう。

学校法人明星学苑  〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1  TEL.042-591-5557代表
広報課 TEL.042-591-9397 直通  MAIL:honbu-koho@stf.meisei.ac.jp個人情報保護法への取り組み
学校法人明星学苑
WEBサイトTOPへ